本日の投資戦略
11/17(水)おはようございます。
中国株 初押しの局面?それとも?
弊社では現在の状況を中国株は上昇第二ラウンドの第三ステージと捉えてきました。
2008年は10月28日、2009年は3月9日、2010年は9月6日を起点にして大きなチャンスがあり、今回は1年に1回のチャンスとしてきました。
実際に2010年9月6日以降の値動きは以下の通りです。
香港ハンセン指数は、9月6日以降上昇ピッチが早まってきております。下記の通り、9月6日以降の2ヶ月間で日経平均株価が4%の上昇に留まっているのに対して、香港ハンセン指数は10%の上昇です。特に11月8日まで一気に上昇し、そこから1週間調整を入れているところです。
- | 2010/9/6 | - | 2010/11/8高値 | → | 11月16日 | 騰落率 |
香港ハンセン指数の推移 | 21355 | → | 24,988 | → | 23,693 | 10%上昇 |
香港H株指数の推移 | 11896 | → | 14,219 | → | 13,192 | 10%上昇 |
日経平均株価の推移 | 9301 | → | 9,737 | → | 9,797 | 4%上昇 |
弊社の戦略銘柄もこの2ヶ月間一気に上昇を加速させてきました。
各種戦略銘柄の直近の株価動向
- | 推奨株価 | 9月6日 | → | 11月8日 | 2ヶ月間上昇率 | 推奨後上昇率 |
AAC(2018) | 4.22香港ドル | 14.4香港ドル | → | 20.85香港ドル | 44%上昇 | 4.7倍 |
SJM(880) | 5.24香港ドル | 7.4香港ドル | → | 12.32香港ドル | 66%上昇 | 2倍 |
中国南車(1766) | 3.62香港ドル | 6.75香港ドル | → | 9.2香港ドル | 36%上昇 | 2.4倍 |
9月6日から11月8日近辺まで上昇を一気に加速させてきました。(2ヶ月でAACは44%上昇、SJMは66%上昇、中国南車は36%上昇)
しかしこの一週間は利益確定売りに押されて、全体的に軟調な展開が続いております。9月6日以降、初めての休憩局面と言えましょう。
ここで重要なことは、9月6日以降の上昇過程での初押し(初めての調整)の局面なのか?それともこのまま失速していくのか?の見極めが重要となります。
前者であれば、日に日に上昇していく銘柄を指をくわえてみていたのが、緩んで買い場を提供してくれるのですから絶好の参戦局面となりましょう。
逆に後者であればここは手出し無用、保有株は少し利益を確定しておくとか、直近で購入していたものは少し見直すことも必要になります。
弊社では現段階では前者(初押しの局面)と見ております。
つまり上昇第二ラウンドの本格上昇局面第三ステージの上昇はこれからが本格していくものと見ており、2ヶ月間ピッチが早かった上昇は一旦しばらくの調整があった後、再び上昇に転じると見ています。この調整が1週間で終わるのか?1ヶ月かかるのか?はまだなんともいえませんが、ある程度の短期間と見ております。
しかし、気をつけなくてはならないのはアイルランドをはじめとした欧州情勢、米国国債の下げ(米国長期金利の上昇)、ドルキャリー取引の巻き戻し、中国の金融情勢です。これらが悪化してくると後者の可能性も高まってくる恐れもありますが、現段階では注意喚起程度にとどめておきたいと思います。
どちらにしてもいくら中国株でも上昇を続けて行くことはありえません。休みなく上昇を続ければそれこそバブルとなり、後には何も残りません。適度に休憩を入れながら、上昇していくことが健全な姿であり、この2ヶ月間の上昇から調整に移ったのは健全な証と言えましょう。
上昇ピッチが早まり参戦をためらっていた方は、是非今後訪れるであろう買い局面を逃さずに狙っていただければと思います。
また、従来から弊社の指示通りに購入されてきた方はこの2ヶ月間で大きく資産を増加させていると思います。適度な調整があればまた参戦するチャンスにもなりましょう。ただ、先ほどの二通りの道(前者と後者)が今後ありうることは念頭においていただければと思います。
中には出遅れてしまって、ようやく重い腰を上げて目先の高値を掴んでしまった方は次の注意点を心がけていくことが重要と思います。
1.下がってきた時こそチャンスと思えるか?否か?が勝敗の分かれ目です。 2.弊社の推奨銘柄の大きな特徴は1回上昇して、1回下がって、その後時間をかけて上昇し、その後加速していくというパターンが非常に多いという性質があります。このことを認識していただくことが重要です。 3.弊社のサービスは重要局面での売買をサポートしている点です。購入後の管理が最も重要なります。今後も売買シミュレーションの動向にご注意ください。 |
それでは本日もよろしくお願いいたします。
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